カフェのロゴタイプ

千葉県商工会連合会の専門家派遣事業による支援ケースを紹介します。ご依頼主は千葉県の九十九里町でカフェを営む店主姉妹で、九十九里町商工会からの連絡でした。こちらは山武市のS1グランプリにおける常連受賞者で、スイーツづくりの実績が豊富です。この度、ECサイトを活用した販路開拓に向けて、ロゴを作成したいとのご依頼で相談対応に赴くことになりました。

そこで、そもそも論ですが、いくつかの質問から入りました。どんな想いでカフェを営んでいるのか、どんなカフェにしたいのか、将来的にどんな展開をしたいのか、ロゴはこれらの想いを託すためのビジュアル表現なので、まずは想いを確認することが大切だと考えるからです。また、言葉にしたり、書き出してみることで共有できたり、思わぬ大切なポイントに気づいたりすることもあります。

各種のフレームを活用して頭の中にある抽象的な想いを見える化する

相談対応では時間の限りもありますので、簡単なワークシートを活用して想いを整理することにしました。お店を始めるに至った経緯や、大切にしてきたお菓子づくりの姿勢、地元九十九里に対する熱い想いなど、出てきたキーワードを整理していく中で、どんなロゴが相応しいのかがだんだんと共有されてきます。このプロセスこそが最も大切なブランド構築の第一歩だと感じています。

なお、専門家派遣事業でデザイン制作をお受けすることはできません。あくまでも相談に基づいた助言が業務であり、予算事業ですので派遣回数や費用負担など各種のルールがあります。ご興味のある方は上記リンクから詳細をご確認いただくか、ご質問いただければ回答いたします。